(提供:日刊不動産経済通信)野村不動産と長谷工コーポレーションが参画するJR常磐線・北小金駅南口東地区の市街地再開発事業(千葉県松戸市小金ほか)が本格始動する。27日付で松戸市から都市計画決定を受けた。同駅南口の開発用地を南北2つの街区に分け、組合施行の第一種市街地再開発で合計300戸程度の住宅や商業施設、駐車場などが入る複合ビルを建設する。25年度以降に着工し、28年度の竣工を目指す。 野村不動産と長谷工が事業協力者および参加組合員予定者となり、20年7月に作られた準備組合、松戸市とともに駅前の再整備に乗り出す。施行区域の面積は約0・9ha。街区の北側に延床面積約2万500㎡、南側に同9400㎡のビルを建てる。両街区の間に広さ約1000㎡の広場も作る。来年度に本組合を立ち上げ、24年度に権利変換計画の認可取得を目指す。 施行区域の西側には2棟構成のイオンモールが入る北小金駅南口地区第一種市街地再開発事業が94年に完成した。既存ビルの隣に新たな複合ビルを作り、一体的に駅前の活性化を図る。
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