東急、横浜市青葉区の戸建街区が好反響―共有庭でコミュニティ育み街とつながる

 (提供 日刊不動産経済通信)東急は、横浜市青葉区で開発中の共有庭を備えた戸建て街区「ミナノバ・ビレッジプロジェクト」(37区画うち、共有敷地1区画)の第1期の案内会を、9月中旬以降に開始する。物件エントリーは280件を超え、8月下旬に行ったエントリー者限定でウェビナー形式のプロジェクト説明会にも約30%が参加した。1期の供給予定は11区画。販売価格は、周辺の新築戸建て相場を視野に入れた7000万~8000万円で検討中。

 「ミナノバ・ビレッジ」は、東急田園都市線・あざみ野駅からバス8分、バス停から徒歩4分の立地。多目的に利用できる約300㎡の屋外共有地「ミナノバの庭」(1区画)を通じてコミュニティを育み、街へとつながっていく豊かな郊外暮らしを提案する。全36区画が分譲対象。第1期では、アールシーコアが施工するログハウス「BESSの家」5区画と、東急の建売「ノイエあざみ野コートヴィラ」6区画(うち3区画は太陽光発電設備と蓄電池を設けた創エネ住宅)の販売を予定する。物件エントリー者の平均年齢は40・6歳で東急の「ノイエ」シリーズとしては若年層からも関心を集めている。居住地は横浜市青葉区35%(横浜市全体は57%)、東京都内20%と広域。

 共有庭「ミナノバの庭」の完成する11月頃にまちびらきを予定。共有庭の電力は、実質再生可能エネルギー100%電力で賄い、Wi-Fiを完備したワークスペースや焚火・キャンプも可能なエリアを設ける。アウトドア用品や防災備品をシェアする備蓄庫も設置するなど、住民起点のコミュニティ醸成につながる場とする。各住宅では、ライフスタイルの多様化を踏まえて、壁や間仕切りを簡単な工事で追加でき、間取りを変更しやすいプランとした。

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