アットホームは「ニューノーマル時代の住まい探し」調査の結果を公表した。内見と重要事項説明に関して、賃貸・購入ともに約30%がオンラインを望む結果となり、同社は「ニューノーマル時代の住まい探しは、オンライン化が加速すると言えそう」とした。調査は21年3月頃までに賃貸物件への引っ越しか物件購入を検討している人を対象に、9月30日~10月1日に実施。回答は18~50歳の男女412名。
内見方法では、賃貸・購入ともに「不動産会社の店舗で待ち合わせして車で訪問」(賃貸52・4%、購入43・2%)と「現地で待ち合わせして訪問」(賃貸50・0%、購入64・1%)が最多だったが、次いで「自宅でスマートフォンなどからオンライン内見」(賃貸29・6%、購入32・5%)と「自宅でスマートフォンなどからVRや360度画像で疑似内見」(賃貸24・8%、購入30・6%)が続いた。申込手続き方法では、賃貸・購入ともに「自宅でスマホやパソコンからウェブフォームに入力・送信」(賃貸41・3%、購入33・0%)が最多となった。また、重説と契約のオンライン希望の理由では「新型コロナウイルスの感染対策」のほか、「オンラインの方が気軽に色々聞けそう」「録画でき冷静に判断ができる」などが挙がった。
「今後、どんな不動産会社に問い合わせたいか」は、賃貸検討者では「物件写真がキレイで見やすい」と「物件写真の枚数が多い」が最多。一方、物件購入の検討者では「取り扱っている物件数が多い」と「スタッフの雰囲気が良い」がトップだった。そのほか、「コロナ対策の明示、実施」や「リモート対応可」などの項目も一定数あった。(日刊不動産経済通信)
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