(提供 日刊不動産経済通信)日鉄興和不動産と三菱地所レジデンスが横浜市神奈川区に共同で開発する超高層分譲マンション「リビオタワー羽沢横浜国大」(総戸数357戸、募集対象外住戸7戸含む、ほかに店舗等)の販売が好調だ。第1期1~2次で合計118戸を供給して、100戸以上に申し込みが入った。東急新横浜線の開業など利便性の向上が見込めるエリアで、神奈川県外の居住者が約半数と中広域から関心が寄せられている。販売価格は坪当たり340万円。
計画地(地番)は横浜市神奈川区羽沢南2―508ほか。相鉄線・羽沢横浜国大駅から徒歩1分の立地。敷地面積7407・45㎡、RC一部S造地上23階地下1階建て、延床面積4万6307・91㎡。間取りは1K、1LDK~4LDK。施工は熊谷組。竣工は23年11月下旬、引き渡しは24年2月上旬を予定。寺田倉庫が倉庫跡地の区画整理事業を手掛け、低層階の商業施設も運営する。商業施設には店舗や子育て支援施設、医療施設などを整備する。専有部はキッチンに御影石を用いるなど上質な仕様とする。最上階は天井高2700mmで空間に余裕を持たせた。共用部に、個室ブースもあるラウンジやキッチンスタジオなどを設ける。
1期1次の申し込みは、111戸を販売価格3958万~9148万円で供給。19日までに100件以上の申し込みが入った。1期2次は先着順の販売として7戸を3958万~8188万円供給している。来場は22年3月から700組以上。居住地別では、横浜市3割、川崎市1割強、都内では世田谷区や品川区など神奈川県外が約5割。年齢別では30~35歳が最多。ファミリー層が多く、東急線沿線のタワー物件と比較した来場もみられるという。
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