サンケイビル、予備認定マンション1号 東京・大塚の新築タワー146戸竣工

 (提供 日刊不動産経済通信)サンケイビルは、改正マンション管理適正化法に基づく新築分譲マンションを対象とした「予備認定マンション」第1号物件となる地上23階建ての「ルフォン ザ・タワー大塚」(東京・豊島区、146戸)を竣工させた。同物件は21年12月に全戸完売していた。今後供給する新築分譲マンションでも予備認定を取得していく方針。
 同物件はJR山手線・大塚駅から徒歩4分、東京メトロ丸ノ内線・新大塚駅から徒歩9分に位置。住戸の間取りは1LDK~3LDK、専有面積は32・32~110・35㎡。免染構造を採用している。今年4月施行の改正同法に基づき、マンション管理センターが新築分譲マンションの管理計画案を認定する「予備認定」の第1号となった。
 「予備認定」を受けた新築分譲マンションは、住宅金融支援機構のフラット35の金利から当面5年間、0・25%引き下げられるなどのメリットが受けられる。分譲事業者と管理会社(予定を含む)が連名で申請する。マンション管理センターのホームページによると、予備認定マンションは約100件に達している。「ルフォン ザ・タワー大塚」の認定日は4月12日で、最も早かった。
 同物件は建物共用部のインターネット回線を光回線化する伊藤忠ケーブルシステムのシステムを分譲マンションで初めて採用したのも特徴。加えて、テレビや電話、インターネットの情報系インフラを光ケーブルに集約。住戸内のWi-Fiを標準装備とし、大容量のデータ通信網を備える。各住戸のリビング・ダイニングにはスマートスピーカー対応のスマート家電リモコンも導入している。

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