横浜駅直結「ザ・ヨコハマフロントタワー」最高6.6億円 エントリー1500組超 ―国家戦略住宅、ホテル内にモデルルーム 相鉄不動産・東急

 相鉄不動産と東急は、横浜駅に直結する初の分譲マンション「ザ ヨコハマ フロント タワー」(総戸数459戸、一般販売対象外住戸35戸含む)の販売を開始した。第1期は関係者の紹介を中心に21年10月から販売活動を行い、上層階住戸を始め129戸を平均坪単価717万円で供給。1月にほぼ全戸に申し込みが入った。グローバルなアッパービジネス層の都心居住を促進する「国家戦略住宅整備事業」の第1弾。一般も加えた第2期販売は4月上旬の予定で、ホテル内のモデルルームを2月下旬にオープンする。

 同物件は、横浜駅からデッキで直結して徒歩3分の立地。RC造地上43階地下2階建て、延床面積7万9333・20㎡。間取りは1R~3LDK、専有面積23・42~161・62㎡。住宅は複合施設の13~41階に整備する。3段階のグレードを設定し、プレミアムを上層2層に16戸、2LDK~3LDKのスーペリア、1R~1LDKのモデレートで、合計44タイプを備える。天井高最大約3mの余裕ある居室で、39階にベイビューラウンジを設置。自宅へのホテルのシェフ派遣や料理デリバリーなど国際基準のサービスも備える。

 第1期の販売価格は1億30万~6億6800万円(専有面積55・48~161・62㎡)。購入者の属性は、地域別では約60%が横浜市、約30%が東京都内でその他10%。高額住戸は50歳代以上が多いが、中層階の住戸などでは30歳代~40歳代のパワーカップルの購入もみられた。第2期は11日にホームページを公開、1日100組以上のエントリーを集め、1500組超に。  グローバル企業の誘致につなげる国家戦略住宅整備事業で、施設内には6~10階のホテルと11~12階のサービスアパートメントの合計221室を併設する。(日刊不動産経済通信)

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