(提供 日刊不動産経済通信)タカラレーベンは、JR・小田急小田原線など各線小田原駅西口徒歩1分の新築分譲マンション「レーベン小田原THE TOWER」(総戸数190戸)の販売を5月中旬に始める。マンション建て替え円滑化法を活用し、市の優良建築物等整備事業で75年に竣工した駅前の老朽ビルを改築した。販売に先立ち4月にモデルルームをオープンする。間取りは1LDK~3LDK、専有面積35・9~82・56㎡。販売価格は現時点で未定。24年5月下旬の竣工、同6月下旬の入居開始を予定している。
事業主は小田原駅前分譲共同ビルマンション建替組合。タカラレーベンは事業協力者として参画し、売主兼販売代理となる。万葉倶楽部も共同売主だ。
「小田原THE TOWER」の施設規模はRC一部S造地上17階地下1階建て。地上1~3階に店舗、4~17階に住居を配置する。4階にはブックラウンジやゲストラウンジを作る。総戸数190戸のうち非分譲住戸が38戸、優先分譲住戸が72戸。駐車場はタワーパーキング58台など。施工者は西武建設。区分所有者で管理組合を作り、管理をレーベンコミュニティに委託する予定だ。所在地は神奈川県小田原市城山1-566-1。
建て替え前の施設は「新幹線ビル」と呼ばれていた。地上15階地下1階建てで、地上4~13階が住居(89戸)、地下1階~地上3階が店舗・事務所(5区画)だった。タカラレーベンは過去にマンション建て替え円滑化法を活用した「多摩ニュータウン松が谷団地」(東京都八王子市)の改築を手掛けた実績がある。