(提供:日刊不動産経済通信)コスモスイニシアは、千葉県浦安市で新築分譲マンション「イニシア浦安ステーションサイト」(総戸数85戸、ほかに管理事務室1戸、集会室1戸)を開発している。4月中旬に販売を開始し、現在までに36戸を供給、27戸に申し込みが入った。平均坪単価は331万円。
物件所在地(地番)は浦安市当代島1―349―5。東京メトロ東西線・浦安駅から徒歩3分の立地。敷地面積2966・77㎡。RC造7階建てで、延床面積は6923・43㎡。間取りは1LDK+S~4LDK、専有面積は53・35~83・64㎡。物件は低炭素住宅の認定を受けた。引き渡しは24年4月を予定する。浦安駅周辺には緑や公園があまり多くないことから敷地内に緑を多く整備し、奥庭では予約制で手持ち花火ができるようにした。ターゲットはファミリーやプレファミリー層。
昨年11月下旬に物件ホームページを開設し、5月末までのエントリー数は896件に上った。2月から東京・三田の常設ラウンジでの案内を始め、累計で116組を案内。常設ラウンジでの案内前には、同社で初めてウェビナー形式での案内やオンラインの個別案内を行った。契約者の居住地は浦安市内が6割で、市外からのほとんどは同地に地縁のある人だった。年齢層は30歳代が4~5割、40歳代と50歳代が2割ずつなど。家族構成は2人が4~5割と最多で、1人と3人が2割ずつなど。東西線の駅から徒歩3分という交通利便性の高さや子育て支援が充実する浦安市の行政力、東京都内と比べての割安感、使いやすい間取り、ファミリーには共用部などが評価されているという。竣工前の完売を見据える。