(提供日刊不動産経済通信)伊藤忠都市開発は11日、東京・台東区の新築分譲マンション「クレヴィア新御徒町」(総戸数52戸)のモデルルームをグランドオープンした。全住戸の天井高を2・7m以上としたことに加え、2層のメゾネットタイプも設けて、開放感ある空間を提供。同社として初めて「低炭素建築物」の認定を取得し、環境性能も高める。販売開始は7月上旬を予定。価格は坪当たり450万円程度で検討している。
 同物件(台東区鳥越1―39―3ほか)は、都営大江戸線・新御徒町駅から徒歩5分の立地。敷地面積491・92㎡、RC造14階建て、延床面積2998・07㎡。間取りは1LDK~3LDK、専有面積32・11~67・69㎡。竣工は23年12月上旬、引き渡しは24年1月下旬を予定。設計・監理は㈱陣設計、施工は第一建設工業。専有部は全戸で天井高2・7m以上、約2・2mのハイサッシ・ワイドスパンのプランで設計して採光性を高めた。床下収納や高さのある収納も設けるなど、空間を効率よく利用できるプランとして設える。吹き抜け部分の天井高5・9mとなる2層のメゾネット住宅も3戸提供する。「ギャラリークレヴィア有楽町イトシア」内のコンセプトルームでも、LDKの一部を再現している。建物の断熱性能を高め、節水効果の見込める高効率な機器も採用し、低炭素建物の認定を取得した。エアコンや床暖房、照明機器などにIoT設備を導入した。
 これまでの反響は、3月中旬にホームページを開設してから約610件を集めている。モデル案内の予約も順調に獲得。JR山手線・御徒町駅からも徒歩13分など11駅が徒歩圏となる利便性を備えている。

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