(提供 日刊不動産経済通信)玉県久喜市、東武鉄道、トヨタホーム、イオンリテール、早稲田大学大学院小野田弘士研究室による産学官5者連携で進めている同市の大規模複合開発「ブリッジ ライフ プラットフォーム南栗橋」が、26日にまちびらきを行った。
所在地は久喜市南栗橋8ほか。東武鉄道日光線・南栗橋駅南側の敷地16・7haを開発した。172区画の戸建て分譲地街区「BLP南栗橋スマートヴィラ」、商業街区、生活利便街区、公園の4街区で構成する。26日の時点で戸建て街区のモデル棟11棟(2階建て2棟構成、平屋2棟)、生活利便街区の保育所などが完成済み。主要生活インフラとなるイオンスタイル南栗橋(平屋2棟構成、延床面積3013㎡)は28日に開業する。
トヨタホームの戸建て街区は、各区画の敷地面積が150㎡以上、住戸(2階建て)の延床面積は100㎡台が中心。販売開始は7月で、発信もこれから。建売価格は4000万円台半ばが中心となる。住戸は全戸をZEH仕様とし、太陽光発電システムや非常時給電システム「クルマde給電」、全館空調と熱交換換気システムを標準搭載する。街区は来年度にクラブハウスが竣工し、28年度に全戸が完成する見込み。購入者が生活様式や内装デザインに合わせてプランを選ぶ「マイワールドフィッテング ライクス」も一部で採用する。後藤裕司社長は「東京都昭島市の大規模戸建て分譲で初めて導入し、好評を得ていた。今回さらに前進させる」と話す。
このほか、早大小野田研究室がイオンと戸建て街区のモデル棟をつなぐ自動宅配車両など、各種先進モビリティの試験運用を始めている。
この記事が気に入ったら
フォローしよう
最新情報をお届けします
Twitterでフォローしよう
Follow 不動産経済研究所/不動産経済オンライン