ジモティー、不動産ワークシェアスタートアップ「COSOJI」(こそーじ)に出資

 “不動産業界の軽作業”と“地域住民のスキマ時間”を繋げるワークシェアリングサービス「COSOJI」(こそーじ)を提供予定のR smile株式会社(東京・中央、富治林希宇社長)は、ジモティー(東京・品川、加藤貴博社長)及びF Ventures(福岡市)を引受先とする第三者割当増資により、シードラウンドの資金調達を実施した。

 こそーじはアパート・マンション・戸建などの所有者や不動産管理会社などが不動産に関する軽作業(共用部清掃、目視点検、草むしりなど)を地域住民へ依頼できるアプリで、12月のサービス開始を予定。作業を地域の人に依頼することで、依頼者は共用部清掃や巡回などの短時間の業務における移動経費を削減することができる。

Rsmile株式会社 代表取締役:富治林 希宇
「株式会社ジモティーとF Venturesからの出資により、私たちは新たなスタートを切ることが出来ます。IT技術の進歩によって、デジタルとリアルの融合は急速に進んでおりますが、不動産業界においては、未だFAX文化が残っているなど、多くの課題があるのが実情です。私自身の幅広い実務経験(清掃・工事・管理・賃貸仲介・売買・投資等)で得た知見と不動産DXをかけあわせ、最高の仲間と共に、私たちの使命である『不動産業務の再定義により、新たな取引を』の実現に奮闘いたします。」

Rsmile株式会社のプレスリリース(2020.11.09)
Rsmileメンバー(右から2番目が富治林希宇代表)

株式会社ジモティー 代表取締役社長:加藤 貴博
「Rsmile社の事業は、弊社の使命『生活の中で生まれる問題を地域の人同士で補い合える仕組みをつくること』と親和性が高く、ジモティーのユーザー数が彼らの成長に役立てる可能性が高いと考えました。サービス領域は地道な活動・改善の積み重ねが必要となると思われますが、Rsmileのチームは不動産業界の課題を自ら経験しており、それをやり切れると感じたため出資いたしました。COSOJIが誰もが知るサービスになるよう全力でサポートさせていただきます。」

Rsmile株式会社のプレスリリース(2020.11.09)
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