三井不動産、グリーンエネルギー倉庫を開発―神奈川海老名で着工、ZEB認証予定
三井不動産ロジスティクスパーク海老名Ⅰ

 三井不動産は、二酸化炭素(CО2)排出量を実質ゼロにする「グリーンエネルギー倉庫」の開発に乗り出した。神奈川県海老名市の大型物流施設で、太陽光発電設備を設置し、グリーン電力を利用。ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の認証を取得する予定だ。

 開発するのは「三井不動産ロジスティクスパーク海老名Ⅰ」。圏央道海老名インターチェンジに隣接し、建物の規模はS造地上6階建て、延床面積約12万2200㎡。このほど着工し、竣工は22年9月の予定だ。屋上に年間発電量220万kWhの太陽光発電設備を設置し、敷地内でエネルギーを創出するとともに、非化石証書を利用して使用電力を実質的に再生可能エネルギーに切り替える。施設内の使用電力の100%を再生エネとして供給する体制を整え、RE100達成などを目指す入居企業のニーズに応える。

 創エネだけでなく、省エネにも力を入れる。共用部を含む事務所部分では、デシカント空調や地中熱ヒートポンプを採用。一次エネルギー消費に伴うCO2排出量を50%以上削減する。「グリーンエネルギー倉庫」としてZEB認証を受ければ業界初の取り組みになる。

 環境配慮の取り組みとしては、最大貯水量2100㎥の雨水貯留池を設置。敷地全体の2割に当たる約1万㎡の緑地も整備する。施設の共用部では間伐材をエントランスやラウンジの仕上げ材や家具として利用。施設の最上階には丹沢連峰や富士山を一望できるラウンジも設けるほか、新型コロナウイルス対応として、セキュリティゲートやエレベータを非接触型とする。(日刊不動産経済通信)

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