(提供 日刊不動産経済通信) ファーストコーポレーションと中央住宅、中央土地住宅建物は、建物内にジムや店舗、大浴場、レストランなどがあり、医療機関とも提携した新築分譲マンション「キャンバス南大沢」(東京・八王子市、181戸)の販売を始めた。間取りは1DK~3LDK、専有面積32・47~82・07㎡。販売価格(1期先着順25戸)は2590万~7320万円で、ほかに月額8万円のサービス費や修繕・管理費などが必要。10月中旬に竣工、11月下旬に入居を開始する予定だ。 新ブランド「キャンバス」シリーズの第1弾。幸福を意味する「ウェルビーイング」の発想で健康や介護、食などのサービスを提供する。杏林大学病院らと提携し、入居者は24時間、医療相談を受けられる。生活資金に比較的余裕のある50歳~70歳代が主なターゲット。建物内に親子2世帯で暮らす需要なども見込む。 立地は京王相模原線・多摩境駅徒歩16分。鉄道駅や物件の3㎞圏内に住民専用の無料シャトルバスを運行する。施設規模はRC造9階建て。ホテルのような内廊下構造。コワーキングスペースやコンビニ、ゴルフシミュレーターなどを設ける。地域住民も利用できる屋外レストランもある。LINEを使った独自アプリで共用施設を予約できる。駐車場49台(平置き36台など)。施工者はファーストコーポレーション。同社傘下のファーストエボリューションが販売代理・管理運営を担う。伊藤忠ハウジングも販売代理を担当する。 3社による共同事業は今回が初めて。ファーストコーポレーションは第2弾以降を東京など1都3県で展開したいとしている。所在地(地番)は八王子市鑓水2-95-1。