(提供日刊不動産経済通信)

 東急と伊藤忠都市開発が共同で開発する川崎市中原区の超高層分譲マンション「ドレッセタワー武蔵小杉」(160戸、非分譲4戸含む)の販売が好調だ。1期2次までに半数超を供給。最高倍率は5倍に達し、約8割の住戸に申し込みが入った。平均坪単価は420万円超で、武蔵小杉駅周辺の新築タワーマンションでは最高額という。利便性のある立地に加え、免震構造や実質再生可能エネルギー100%電力の導入、顔認証の解錠システムなど高水準の仕様も好評。
 モデルルームの来場は、3日時点で600件弱と、ほぼ満席が続いている。川崎市が75%程度、東京都が20%程度と東急東横線沿線を中心に、中広域から集客がある。平均年齢は44歳、家族数は2・5人で、世帯年収1300万円以上のパワーカップル層が多い。9割以上が実需ニーズで、希望の間取りは2LDK30%程度、3LDK60%程度と、偏りなくニーズを獲得している。タワーマンションの多い武蔵小杉駅周辺の希少な新築物件で、エリア最高水準の価格の物件として早期完売を目指していく。
 同物件(川崎市中原区小杉町3―1―1)は、東急東横線・武蔵小杉駅から徒歩3分の立地。敷地面積2002・73㎡、RC造23階建て、延床面積1万6142・85㎡。専有面積42・09~84・49㎡、間取りは1LDK~3LDK。引き渡しは24年6月下旬を予定。施工は長谷工コーポレーション。低層・高層で異なるコンセプトのラウンジやワークスペースを充実させたほか、実質CO2フリー電力やEV対応の駐車パレットを導入した環境配慮など次世代に向けた価値観を取り入れたマンションとする。

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