渋谷ロフト(東京・渋谷)で本場のサウナ小屋「ヘルシンキ」が展示・販売中だ(写真)。販売元はログハウスを全国展開するビックボックス(栃木・宇都宮)。同社は全国でログハウス事業を展開、販売代理店を通じて年間約300棟を供給する。昨今のサウナブームに伴い、新規事業としてフィンランド製の薪サウナストーブを備えたサウナ小屋「ヘルシンキ」を商品化した。同商品の組み立て後のサイズはL 250×Wφ190×H 210。2人〜4人用。価格は118万8000円から。
ビックボックス営業部の青柳直治課長によると、同社が取り扱うサウナ小屋商品は全国で月50棟前後を受注する人気商品となっている。床面積10平米以下の場合は建築確認が不要であり、自宅の庭などに小屋を建てる人が増えている。特に販売好調なエリアとして、軽井沢などの高級別荘地のほか、全国的に急増中のグランピング施設の運営会社といった、法人からの引き合いもある。
渋谷ロフトでは大型連休に合わせて「ネイチャーグランドライフ2nd」と題したイベントを実施中(期間=4月27日〜5月23日)。上記の「ヘルシンキ」のほか他のモデルのサウナ小屋に加え、キャンプ料理商品や自家用車をキャンピング仕様にカスタマイズできる車中泊関連グッズなどを展示・販売している。なお「ヘルシンキ」は、6日時点ですでに1棟が成約済み。23日までの展示期間内に7棟の契約を目標としている。
今回の企画は昨年9月に実施したイベント企画の第2弾との位置付け。昨年もビックボックスのログハウス商品を取り扱い、好評を博したという。