新築マンション「バウス平塚」激戦区・平塚で販売は好調 ―118戸分譲、都内在住者も取り込む 中央日本土地建物

(提供 日刊不動産経済通信

 中央日本土地建物と三信住建は、神奈川県平塚市の新築分譲マンション「バウス平塚」(118戸)の販売をこのほど開始した。第1期30戸のうち20戸程度に申し込みが入った。平塚駅徒歩圏は計10物件近くが販売されている「激戦区」だが、駅徒歩2分の立地や商品企画が評価され、同エリアとしては好調な滑り出しとなった。
 JR東海道本線・湘南新宿ライン・平塚駅から徒歩2分に立地。販売平均坪単価は約230万円。全戸にウォークインクローゼットを設置する。同社がクックパッドと共同で開発したシステムキッチンを初めて標準搭載した。料理や片付け時の見た目に配慮して手元が隠れるパノラマカウンターなどが特徴。販売価格は1LDKが3000万円から、4LDKが5900万円台。
 反響の4割は市内在住者。県内だと7割で、2割は東京都内の居住者が占める。コンパクトタイプの住戸はセカンドハウスとしてのニーズもあるという。地縁がある世帯は6~7割。テレワークの普及により、一部の都内在住者などが検討範囲を広げ、郊外エリアでも交通利便性や生活利便性の高い駅近の物件を求める動きを同物件では取り込めている。ニーズの多様化に合わせ、住戸は1LDK~4LDKの10タイプを用意した。建物は地上10階建て。引き渡しは23年7月の予定。
 中央日本土地建物は、16年に「BAUS」ブランドを立ち上げ、新築分譲マンションの供給を拡大している。売り上げ計上ベースで昨年度は330戸を供給。本年度は450戸、来年度は540戸を計画している。年間500戸程度を安定供給していきたい考えだ。

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