戸建/仲介/賃貸管理 来年4月から住宅広告で光熱費表示開始─国交省、省エネ住宅の消費者選好を誘導 国土交通省は、住宅情報サイトの広告で新築住宅を対象に、年間の「目安光熱費」を表示する制度を22年4月から開始する。15日に住宅の省エネ性能の光熱費表示検討委員会の第3回会合を開催し、議論のとりまとめ案を提示。目安光熱費とともに、住宅の省エネ性能を星マークで示し、より高い省エネ性能の住宅が選ばれるよう誘導する。任意の制度... 2021年3月17日
オフィス/ホテル/商業 都心5区のオフィス需給、緩和傾向続く―三幸・三鬼ら、都心潜在空室率6%台に 三幸エステートと三鬼商事は11日、全国主要都市における2月末時点のオフィス需給動向を公表した。三幸の集計では、東京都心5区の大規模ビルの空室率が前月比0・18㌽増の1・86%と微増。空室率の先行指標となる「潜在空室率」も0・40㌽増の6・00%と13カ月連続で上がり、6年ぶりに6%台に乗った。三鬼商事の公表データでも空... 2021年3月16日
オフィス/ホテル/商業 不動協・菰田理事長、良質な住宅循環を―脱炭素社会実現へ長期ビジョン作成も 不動産協会は12日に開いた理事会で、21年度の事業計画と予算を決定した。同日行われた記者懇談会で、菰田正信理事長(三井不動産社長)は事業計画を踏まえ「アフターコロナを見据えて都市、住宅、税制、環境の総合的な取り組みを協会として行っていかなければならない」と強調した。 質疑応答では、近く政府が閣議決定する新たな住生活基本... 2021年3月16日
住宅・不動産ニュース 日管協、家賃保証でコロナの影響を調査―昨年6月から新規契約増、滞納件数は減 日本賃貸住宅管理協会の家賃債務保証事業者協議会は、1~2月に保証業者に対して行った新型コロナウイルス感染症に関するアンケートの結果をまとめた。新規契約数は20年6月頃から増加傾向になった一方、家賃滞納件数は6、7月頃から減少傾向に推移したことが分かった。協議会は今年度3回目となる定例会をオンラインで開催し、その場で結果... 2021年3月16日
オフィス/ホテル/商業 不動産経済アーカイブ;「あの時はこうだった」東日本大震災⑨特集 東日本大震災被災地ルポ・仙台(下) 免震マンション反響、超高層でも売れる ―GWで回復、2大アウトレットも再開へ 震災から3カ月を迎える東北の中心地、仙台の不動産マーケットは、当初沸き起こった賃貸需要から、徐々に状況が落ち着いてきた。マンションや戸建てなど、不動産売買に広がりをみせており、マーケットは回復傾向をたどっている。 分譲マンション販売は首都圏同... 2021年3月15日
戸建/仲介/賃貸管理 住宅購入のコロナ影響を調査―影響ないが53%で微増、検討中止は微減ー野村不動産アーバンネット 野村不動産アーバンネットは、「住宅購入に関する意識調査」(第20回)をまとめた。新型コロナウイルス感染症の拡大が購入検討に与えた影響について、「影響なく、引き続き探している」が前回調査(20年9月)より2・1㌽増え53・2%となった。「検討を一旦休止。様子見」が1・4㌽減の28・3%、「検討を始めるきっかけになった」が... 2021年3月15日
戸建/仲介/賃貸管理 特集 東日本大震災から10年・被災3県で進むコンパクトシティ再開発 ◎被災3県で進むコンパクトシティ再開発―各地の主要駅を中心に行政と企業が連携 東北地方の主な被災地となった3県を始めとして、主要駅を中心にコンパクトシティを形成するまちの再開発事業が進展している。行政と民間企業らが連携して、中心市街地の活性化で関係人口を増やし、復興の一歩先を見据えた持続的な競争力のあるまちづくりに各地... 2021年3月15日
オフィス/ホテル/商業 不動産経済アーカイブ;「あの時はこうだった」東日本大震災⑦特集 東日本大震災被災地ルポ・仙台(上) 分譲マンションには目立った被害なし ―4/7の余震で賃貸3千室が使用不能 3月11日に発生した東日本大震災で、震源に近い仙台市は震度6強を観測。その後4月7日の大規模余震(宮城野区では震度6強)など余震が頻発している。だが21日の段階で、仙台駅周辺の建物は外壁の剥がれやクラック等は見受けられるものの、建物の倒壊はゼロ。... 2021年3月12日
住宅・不動産ニュース 住宅の省エネ義務化、2050へ工程表―赤羽国交相表明、業者配慮から脱す決断 赤羽一嘉・国土交通大臣は10日、菅政権が掲げる2050カーボンニュートラル実現に向けて、住宅建築物の省エネ基準適合義務付けを含めた「ロードマップ」を新たに作成すると表明した。住宅の省エネ推進で、いつまでに何に取り組むかを工程表にして明確化する。地域工務店への配慮から、住宅の省エネ基準適合義務化はこれまで見送られてきた経... 2021年3月12日
戸建/仲介/賃貸管理 不動産経済アーカイブ;「あの時はこうだった」東日本大震災⑥特集 震災後のマーケット動向・注文住宅 資材・設備の不足が深刻、対策が急務に ―代替品利用や商品企画の変更などで対処 東日本大震災の影響で、住宅メーカーは建築資材・設備の不足が深刻だが、消費者の安全・防災意識の向上から建替えやリフォーム、太陽光発電システム(PV)や蓄電池への消費者の関心が高まっている。 プレハブメーカー各社には、プレハブ建築協会を通じ仮設住... 2021年3月11日
オフィス/ホテル/商業 不動産経済アーカイブ;「あの時はこうだった」東日本大震災④特集 震災後のマーケット動向・オフィス 西日本シフトはまだ、問合せは増加傾向 ―分散に期待、サービスオフィスは盛況 放射線パニックで外国人を中心に東京から緊急避難する行動がみられることから、賃貸オフィス市場では大阪などへの「西日本シフト」が巻き起こるのではないかとの見方が出ている。だが現段階では、短期賃貸のサービスオフィスは盛況だが、賃貸オフィスへの引き合... 2021年3月11日
オフィス/ホテル/商業 不動産経済アーカイブ;「あの時はこうだった」東日本大震災③特集 震災後のマーケット動向・売買仲介 震災で売買仲介は大幅減、キャンセルも ―法人仲介は様子見、アジア投資家は活発 震災による影響で、首都圏の売買仲介マーケットは大きく沈み込んだ。東日本不動産流通機構によると、震災翌日の3月12日から31日に掛けての1都3県の中古マンション売買の成約件数は、前年の同期間と比べ1都3県平均で約25%減少した。浦安や幕張などの... 2021年3月10日