三井不動産、日本橋にライフサイエンスの新拠点―10カ所目、内外のアカデミアとVC集積

 三井不動産とライフサイエンス領域に関する産学のハブ組織である一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)は、東京・日本橋で10カ所目となるライフサイエンス拠点を開設した。ライフサイエンス領域に携わる国内外のアカデミアとベンチャーキャピタル(VC)を集積し、研究シーズと資金を結びつける。グローバルな連携促進のため、受付は英語対応を可能にした。
 名称は「グローバル・ライフサイエンス・ハブ」で、日本橋室町三井タワー7階に開設。4部屋の賃貸オフィスとサービスオフィスのほか、入居者とLINK―J会員が交流できるコミュニケーションラウンジや最大70名が入れるカンファレンスルーム、入居者のみが利用できる5つのミーティングルーム(8~12名用)なども整備した。国内のアカデミアでは東北大学東北メディカル・メガバンク機構などの利用が決まっており、海外向けには出張時にオフィス利用できる「オープンシート」機能を整備し、米国の大学の利用が決まった。VCは国内外3社の入居が決定し、今後も著名なVCの誘致を進める。
 三井不動産はライフサイエンス産業のオープンイノベーション促進に向けたエコシステム構築を目指し、製薬企業が集積する日本橋で拠点整備に力を入れてきた。これまでに9拠点を開設、129のテナントを新たに誘致している。同社は15日に、「グローバル・ライフサイエンス・ハブ」と、日本橋三井タワーに9日に開設した宇宙ビジネス拠点「クロス・ニホンバシ・タワー」の報道向け内覧会を開催。宇宙ビジネス拠点は18年にも開設しており、2拠点で展開していく。
日刊不動産経済通信

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