オフィス/ホテル/商業 テーパリングフェーズの日本不動産市場とグローバル投資家の動向(下)CBRE代表取締役社長兼CEO 坂口英治 テーパリングフェーズの日本不動産市場とグローバル投資家の動向(上)より続く グローバル不動産投資家の動向 重要なのは資金の出し手で、多くは年金基金だ。年金は長期安定的なリターンを求めるため投資戦略はコアとなる。賃貸住宅が外国人投資家に人気なのは、キャッシュフローが大きく上がらなくても、安定需要に支えられて下がらないから... 2022年1月17日
オフィス/ホテル/商業 発展可能性に高まる評価と底力―大阪のオフィスと投資市場を見る(上) ひっ迫状況が続いていた大阪のオフィス市況が反転している。ただ、先行きを見通せない大企業による需要が慎重な一方で、100坪前後までの需要は相変わらず好調に推移している。2022年以降、約10万坪の新規供給を控えるが、足元でリーシングは好調で、コロナを起因とした影響は限定的だ。一方、大阪の潜在価値を見出し、外資による大型案... 2022年1月17日
戸建/仲介/賃貸管理 シマダアセットパートナーズの不動産小口化商品初弾「グランバリュー四条烏丸」が完売 シマダハウス系列で投資用不動産開発のシマダアセットパートナーズ(佐藤 悌章)が発売した不動産特定共同事業法に基づく不動産小口化商品の第一弾「ジャストフィット グランバリュー四条烏丸」(募集総額1億円)が販売から2ヶ月で完売した。 ジャストフィット グランバリュー四条烏丸は、 昨年11月に販売を開始。京都の商業・繁... 2022年1月13日
オフィス/ホテル/商業 テーパリングフェーズの日本不動産市場とグローバル投資家の動向(上)CBRE代表取締役社長兼CEO 坂口英治 不動産市場の現状 「適温相場」という用語に尽きる。オフィス空室率はコロナの影響を受け東京、大阪、名古屋、福岡など全都市で上昇し2021年第2四半期は前年比で若干悪化しているが過去平均(2005~2021年)に比べるとかなり低水準で推移している。東京の2021~22年供給は過去平均を下回るため、経済が正常化すれば空室率は... 2022年1月13日
インタビュー CBRE・辻氏に不動産の市況を聞く―ホテル市場に商機、売買仲介を拡充へ コロナ禍で不動産市場に変化の兆しがある。内実はどうか。CBREキャピタルマーケット・マネージングディレクターの辻貴史氏に最前線の様子を聞いた。 ―アセット別に市況感を伺う。 辻氏 ホテルとリテールは多くの投資家が市場の回復時期を探っている。東京都心の賃貸オフィスは昨年末に空室率の上昇が落ち着いたが、来年以降に大量供給も... 2022年1月12日
マンション 「広くて安い」からグロス重視へ ―首都圏マンション市場の20年と今後(下) 「広くて安い」からグロス重視へ ―首都圏マンション市場の20年と今後(上)より続く 23区は需給バランス良く順調な販売郊外部の価格上昇は上限値に近づく 今後の市況はどうなるのか。都心・城南・城西は、法人所有の低未利用地が少なく、土地案件も個人の小規模、相続案件等が多いため、分譲マンション用地不足は当面続くと予想される。... 2021年12月28日
リート/不動産金融 経済の底割れ防ぎ、成長の機運をつかむ~金融庁、普及するGSCへは早急な制度対応を 金融庁は11月22日に開催した金融審議会総会において、19日に閣議決定された「コロナ克服・新時代のための経済対策」について金融庁に関連する施策を説明した。また、「デジタル・分散型金融への対応のあり方に関する研究会」で検討された内容を中間論点整理として公表した。 経済対策では、財政支出約55.7兆円、事業規模は約78.9... 2021年12月23日
マンション グローバルリンク、投資用MにZEH等―全物件を省エネ化、初弾は上十条で38戸 グローバル・リンク・マネジメント(GLM)は自社で企画・開発する新築投資用マンションの環境性能を引き上げる。23年春に竣工する東京・北区の物件で「建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)」の最上位である5つ星を自社で初めて取得した。都内の別の物件で「ZEH-Mオリエンテッド」の認証も申請中という。今後新たに着工する案... 2021年12月22日
リート/不動産金融 不動産業向け貸出残高4.86%増の86.67兆円トップは三菱UFJ銀、不動産シェアは13.57% 金融機関105機関(都銀4行、信託3行、生保9社、地銀76行、その他13機関)の2021年9月期業績によると、不動産業向け貸出金の期末残高(以下、不動産向け残高)は総額86兆6758.82億円(前年同期比4兆167.86億円増、4.86%増)。総貸出残高(614兆2598.93億円)に占める不動産業向け貸出割合(以下、... 2021年12月22日
マンション 郊外エリアに新たな道筋 ―コンパクトマンション市場の足元と方向性(下) 郊外エリアに新たな道筋 ―コンパクトマンション市場の足元と方向性(上)より続く 買物利便性に評価、駅遠でも割安感で好感触ハイブリッド型で郊外市場への裾野広がる 一建設が東京・日野市で供給した「プレシスヴィアラ」(総戸数35戸)は、JR中央線豊田駅から徒歩3分、平均専有面積42.73㎡、平均価格3597万円で、1LDKが... 2021年12月14日
マンション 郊外エリアに新たな道筋 ―コンパクトマンション市場の足元と方向性(上) 高値が続く首都圏の分譲マンション市場において、高単価に対応するためのグロス圧縮傾向も急速に進んでいる。それと同時にコンパクトマンションのシェアも拡大している。中心部でのシングル向けの供給が難しくなる一方、エリアは城東・城北に拡大、城南・城西でもコンパクトの割合が高まっている。郊外部まで市場が広がりつつあるコンパクトマンシ... 2021年12月10日
リート/不動産金融 全116機関の経常損益総額は52.82%増の2兆5989億円 トップは日本生命、上位9機関はすべえて2ケタ増以上 2022年3月期第1四半期の経常利益を開示した機関のデータによると、経常損益の総額は、前年同期実績1兆7006.76億円から52.82%増(8982.42億円増)となる2兆5989.18億円だった。上位10機関のうち減益は1機関に止まり、その他9機関はすべて2ケタ増以上だった。 経常益計上額のトップは、日本生命の186... 2021年12月8日