3月の首都圏新築分譲マンション市場動向 東京23区・神奈川で供給減少 不動産経済研究所
プラウドシティ豊田多摩平の森(物件HP)

不動産経済研究所が18日まとめた3月の首都圏新築分譲マンション市場動向によると、発売戸数は2492戸で、対前年同月比19.7%減となった。初月契約率は75.2%で好不調の目安とされる70%を2カ月連続で上回った。平均価格は3.0%上昇の6518万円、㎡単価は4.4%上昇の97.6万円となった。

発売戸数は対前年同月比611戸減って19.7%減となった。対前月(2287戸)比では205戸増の9.0%増。

東京都下で大型物件「プラウドシティ豊田多摩平」などがあったものの、23区と神奈川が小粒な供給に止まり発売は首都圏全体ではマイナスになった。コロナ禍が一服し、タワーマンションなど大型物件の新規供給が開始されたものの、3月は計上が少なく、来月以降に持ち越された。

2022年4月の発売戸数は3000戸程度の見込み(’21年4月2,089戸、’20年4月686戸、’19年4月1,421戸、’18年4月2,342戸)。4月は晴海の「HARUMI FLAG」など大型物件の計上が複数控えていることからプラスに転じるものと見られる。

販売在庫数は3月末時点5,881戸、前月末比265戸の減少(’22年2月末6,146戸、’21年3月末7,357戸)。

即日完売物件は、ハイムスイート西千葉 (1期1・2次 34戸)。平均4075万円、 平米単価49.7万円、平均倍率1倍、 最高倍率1倍。

コメントをどうぞ
最新情報はTwitterにて!

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめ記事