コスモスイニシアが東京・町田市で開発中の新築分譲マンション「イニシア町田」(総戸数96戸、うち一般分譲対象外住戸6戸)の販売が好調だ。第1期1次を2月に開始し、4次までに46戸を供給して36戸が契約済み。町田駅のにぎわいある商店街に近い物件で生活利便性が高く、専有部には同社の新しい3種のカラースキームを初めて採用した。平均坪単価263万円。
同物件(町田市原町田2―1274―1)は、JR横浜線・町田駅ターミナル口から徒歩4分、小田急小田原線・町田駅から徒歩10分の立地。敷地面積1083・33㎡、RC造地上15階地下1階建て、延床面積8123・96㎡。間取りは1LDK+S~4LDK、専有面積は52・81~75・33㎡。引き渡しは23年3月下旬を予定。従前は駐車場だった。資料請求は約500件、来場は約130組と順調な反響を得て、第1期1次の登録受付期間を2月18~20日として販売を開始した。エリア別では町田市が約50%、相模原市南区が約15%、ほかにJRと小田急の沿線の横浜市・川崎市からも関心を集める。年齢は30歳代前半が約20%、40歳代が約20%。世帯人数は2人が約40%、1人が30%強、3人が約25%。地元で長く居住する実需での購入が多い。ファミリーは5000万円台で65~70㎡の3LDK、単身世帯では4000万~4700万円台で50㎡台の2LDKを購入できる。町田エリアでは単身向けの住戸は少なく、12戸の2LDKは完売した。
共用部には、吹き抜けのエントランスホールとラウンジを設ける。専有部は壁やドア、キッチンなどの色調を新たに「グレース」「メロウ」「モデスト」の3種から1つを選べ、収納も豊富な余裕ある空間が好評。