三井不動産レジデンシャルは、ルームウェアブランド「ジェラートピケ」などファッション事業やビューティー事業を展開するマッシュホールディングスと協業し、女性をメインターゲットに据えた外観や内装デザインを施した賃貸マンションを開発した。
開発したのは、東京・墨田区の賃貸マンション「パークアクシス吾妻橋」(24戸)。働く女性が増加傾向にある中、都内に居住する20歳代から40歳代の女性も過去5年間増加し続けているほか、コロナ禍に伴い、自宅で過ごす時間が長くなっていることから機能性と心地よさを備えたマンションのニーズが高まっていると判断。マッシュのグループ会社であるマッシュホームズが外観や共用部のデザインを監修し、モデルルームをコーディネートした。
外観の全体トーンはベージュを採用。1階エントランスの軒天には木彫素材を使い、自然な温かみになる印象を演出した。エントランスホールには開放感のあるよう、サッシ開口を大きく取り、風除室にはガラスブロックを採用。密室になりやすいメール室はオープンスペースとした。内廊下部分なども明るく温かい雰囲気を目指した。
モデルルームのインテリアは、木調で丸みのある家具を選定。リモートワークに対応できるデスク・チェアセットと、「家ナカ時間」を充実させる大きめのソファを設置し、ニューノーマルのライフスタイルを充実させる専有部を目指した。物件は地上7階建てで、間取りは1DK(25・00~26・65㎡)と2LDK(42・98㎡)。都営浅草線・本所吾妻橋駅からは徒歩3分。8日から入居の募集を開始した。(日刊不動産経済通信)
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