（提供＝日刊不動産経済通信）大成有楽不動産が東京都内で開発している大規模分譲マンション２物件が竣工前に完売した。八王子市の「オーベルグランディオ八王子エアーズ」（１６８戸）と江戸川区の「オーベルグランディオ平井」（１３８戸）は、準都心・郊外の物件で駅距離はある一方、専有部は70㎡以上の広さと割安感のあるプランで、ファミリー層を中心に販売は好調に進捗した。加えて、埼玉県戸田市で販売中の「オーベル戸田公園レジデンス」（43戸）も残４戸と好調な物件が相次いでいる。
「八王子」は、ＪＲ中央線・八王子駅から徒歩17分の立地。ＲＣ造15階建て、延床面積１万４５８２・34㎡。引き渡し予定は２月下旬。平均坪単価は約１６０万円。「平井」は、ＪＲ総武線・平井駅から徒歩16分の立地。ＲＣ造13階建て、延床面積１万２０２７・87㎡。引き渡しは３月下旬を予定。平均坪単価は約２２０万円。両物件はともに、駅遠ではあるものの、割安感ある価格で専有部の平均面積が70㎡を超える余裕あるプランを採用した。部屋数や広い空間を求めるファミリー層に好評で、販売は想定以上に順調に進捗した。販売中の「戸田公園」は、ＪＲ埼京線・戸田公園駅から徒歩６分の立地。ＲＣ造11階建て、延床面積３１０９・40㎡。残４戸は３ＬＤＫの間取りで専有面積65・26～66・59㎡。販売価格は４２９８万～４６８８万円。可変性や機能性を高めた住戸で、竣工前の完売を見据えている。
首都圏郊外では今後、千葉県習志野市で「オーベル習志野大久保」（82戸）の販売を開始する。ＲＣ造６階建て、延床面積３０１１・70㎡。３ＬＤＫ・70㎡台のプランが中心で、最多価格帯３８００万円台を予定。
