東京建物が大阪市北区で超高層分譲マンション「ブリリアタワー堂島」(463戸)の第1期(1次・2次)として販売した185戸全戸に登録申し込みが入り、完売となった。平均価格は1億5390万円で、6割の住戸が1億円超だった。最高価格は10億8000万円。
ラグジュアリーホテル「フォーシーズンズホテル」と一体となった物件。地上49階地下1階建てのうち、住宅フロアは4~27階と38~49階部分。ホテルは28~37階に入る。第1期1次として130戸を販売し、11月15日に抽選を実施。第1期2次では55戸を供給し、11月29日に抽選を行った。登録申し込み件数は合計で982件、平均倍率は4・6倍で、最高倍率は37倍だった。
専有面積は38・71~236・06㎡で、販売価格は5280万~10億8000万円。うち1億円以上の住戸は110戸、3億円超の住戸は17戸あった。事前の問い合わせは6300件超、モデルルーム来場は延べ2700件に上った。登録申し込み者の年齢は50歳代が25・7%、60歳代が23・4%、30歳代が20・6%だった。世帯人数は2人が36・9%に上り、次いで1人が31・7%だった。職業は会社役員、会社経営、会社員、医師の順。居住地は大阪府内が63・5%で、うち北区が17・7%、中央区が8・7%となっている。
建設地は旧電通大阪ビル跡地。JR大阪駅から徒歩9分。天井高は約2・7mから最高4・0mを確保し、最上階には居住者が利用できるラウンジやパーティールームなどの共用施設を設ける。引き渡しは24年5月下旬の予定。(日刊不動産経済通信)
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