スノーピーク、新潟市内で大規模住宅複合開発「野きろの杜」に参画
野きろの杜 完成イメージ(スノーピーク提供)

 スノーピーク(新潟県三条市、山井梨沙社長)は、新潟土地建物販売センター(新潟市、川上創社長)、石田伸一建築事務所(新潟市、石田伸一社長)と協働し、22年10月に新潟県新潟市西蒲区の和納地区で住宅街「野きろの杜」を開発すると発表した。約6600坪の敷地に、34区画の分譲地と8戸の賃貸住宅からなる「住宅エリア」、ショップやイベントを通して交流が生まれる「コマーシャルエリア」、宿泊体験ができる「ゲストハウスエリア」を備える。売主は新潟土地建物販売センター、スノーピークはアウトドアリビングや広場の監修を行う。

 スノーピークでは15年より、身近に自然を感じる住まいや暮らしを提案する「アーバンアウトドア事業」を展開、住宅向けの商品ラインナップを強化、マンション開発、分譲地開発などへの参画を積極的に進めている。戸建て開発プロジェクトへの参画は、新潟市の「天野エルカール」(18年春竣工)、山形県山形市「山形エコタウン前明石」(19年6月竣工)に次ぐ3例目。

 「野遊びでつながる街」などのコンセプトを元に開発する。焚火台があるコミュニティ広場を街の中心とし、家からキャンプ道具を持ち出して、広場でバーベキューをすることができる。焚火トークによるご近所付き合いでキャンプ場のようにいるかのように、住民間の交流を促す。賃貸住宅は全戸メゾネットタイプとし、高気密・高断熱仕様(UA値=0.34以下)とする。内外装には魚沼杉などの自然素材を採用、2階リビングには約9.6畳のルーフバルコニーを設ける。

物件概要

名称:野きろの杜
所在地:新潟県新潟市西浦区和納1358番
竣 工: 2022年10月(まちびらき予定) 
売主:新潟土地建物販売センター株式会社

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