(提供日刊不動産経済通信)明豊エンタープライズは、開発する一棟投資用賃貸マンションの資金調達を多様化する。東京・世田谷区に開発中の「MIJAS(ミハス) 三軒茶屋Ⅳ」で、ZUUグループのソーシャルレンディング・サービス「COOL」を活用して「MIJAS」ファンド#1を立ち上げ、投資の募集を始めた。プロジェクト全体の資金は、他の金融機関からも調達し、ファンドの資金を建築費用の一部として、着工時の施工会社への支払いに充当する。
ZUUグループの㈱COOL(東京・世田谷区、河原克樹代表)が運営するソーシャルレンディング・サービス「COOL」で、「MIJAS」ファンド#1の資金5000万円の投資募集を10日に開始。集めた資金は、ZUUグループでファンドを営業する㈱COOL SERVICES(東京・世田谷区、伊藤謙代表)が、明豊エンタープライズに融資する。COOLでは、個人では難しい企業への投資について、インターネットを通じた貸付により少額から実施し、投資した金額に応じた利息をリターンとして還元する。投資家の物件購入のリピート率が高い明豊エンタープライズは、ソーシャルレンディングを用いた資金調達を行うことで、広く知名度を向上させ、新たな投資家層の呼び込みを図っていく方針。
「ミハス三軒茶屋Ⅳ」(世田谷区下馬3―50―22ほか)は、東急田園都市線・三軒茶屋駅から徒歩13分の立地。敷地面積172・45㎡。スペインの街並みをイメージした白壁の外観で、居室も白を基調として、Wi-Fiや防犯カメラ、室内乾燥機など入居者のニーズに応える設備の鉄骨造の住宅とする。
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