キャピタランド、日本で私募ファンド―運用441億、オフィス2棟の持分取得

 シンガポールの大手不動産会社キャピタランド・グループの不動産投資運用会社キャピタランド・インベストメント・リミテッド(CLI)は、日本で初の私募ファンドをこのほど設立した。私募ファンドがCLIから横浜と新宿のオフィス2棟の持ち分を取得した。私募ファンドの運用資産総額は441億円。
 ファンドの保有する資産は、みなとみらいエリアに位置して地上17階地下2階建てでみなとみらい線・新高島駅から徒歩3分のオフィス・店舗の複合施設「横浜ブルーアベニュー」の持ち分50%と、地上35階建てで東京メトロ丸ノ内線・西新宿駅から徒歩4分のオフィス・商業の複合施設「新宿フロントタワー」の持ち分20%。出資者は、CLI(持ち分4・98%)のほか、京浜急行電鉄、大成建設、芙蓉総合リース、小田急不動産など。CLIは今後、日本国内のポートフォリオの拡大を図り、成長を期待する不動産セクターへ投資していく。なお、「横浜ブルーアベニュー」の残りの持ち分50%は、同時に運営を開始した別のファンドが取得した。
 CLIは、キャピタランド・グループの再編により誕生した不動産投資運用会社で、9月にシンガポール市場に上場した。不動産ファンドの資産運用総額はアジアや欧米で約7000億円にのぼり、24年までに8100億円超への拡大を目標としている。今後も、様々な不動産アセットクラスの新規ファンドの立ち上げや資金調達チャネルの新規開拓を行い、ファンドビジネスの拡大を継続する方針。(日刊不動産経済通信

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