フロンティアハウス、保護猫付き賃貸併用レジ―座間市で初弾販売、美容室併設型も展開
提供=フロンティアハウス

 フロンティアハウス(横浜市、佐藤勝彦社長)は小型賃貸併用住宅の新商品となる「ねこネクト」の初弾物件を神奈川県座間市で発売した。都内のNPO法人と連携し、貸し手と借り手が保護猫を引き取って住めるようにした。猫は一時保護の扱いだが気に入れば譲渡も受けられる。

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 昨年11月に発売した賃貸併用住宅の独自ブランド「アパルトレジデンス」の派生形。同ブランドの住宅は所有者の住戸と賃貸部分の面積を各30~50㎡程度に抑え、建設や賃貸仲介・管理などを内製化することで販売価格を土地付きで4000万円前後に下げた。住宅ローンを活用できるため年収400万円台の若年層も無理なく買える点が売りだ。

 保護猫を買える「ねこネクト」の第1弾は小田急小田原線・相武台前駅徒歩7分の立地。所在地は座間市緑ケ丘3-32-9。建物は木造3階建てで延床面積は103・93㎡。6月末に完成した。賃貸フロアには猫が昇降できる収納棚や、傷付きにくい床・壁材などを採用。開閉時に猫が逃げ出さないよう二重の玄関ドアも付けた。販売価格は3980万円と周辺相場よりも数百万円高いが、所有者は1階を貸し出して家賃収入を得られる。家賃は5万3000円を想定する。

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 同社はアパルトレジデンスを東京都心から1時間圏内の場所で展開する方針だ。ねこネクトの第2弾を横浜市金沢区でも準備している。保護猫付き商品のほか、美容室と自宅、賃貸住戸を併設するタイプも湘南で商品化した。フリーランスや独立開業を目指す美容師らに向けて今月7日から販売している。(日刊不動産経済通信)

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