コスモスイニシア、郊外でもリノベーションマンション―神奈川で湘南・鎌倉エリアへ展開拡大
湘南タワーズ(コスモスイニシア)

 コスモスイニシアは、リモートワークや郊外移住のニーズの高まりを受け、リノベーションマンションシリーズ「イニシア&リノベーション」を郊外部でも展開していく。その第1弾として、神奈川県の湘南・鎌倉エリアでこのほど2物件を竣工させて、販売を開始した。今後は利便性と人口動態などニーズをみながら、首都圏の他の都県でも郊外での展開を検討する。

 販売を開始した「湘南タワーズ」(神奈川県藤沢市片瀬海岸1―2―9)は、江ノ島電鉄・江ノ島駅から徒歩3分の立地。間取りは3LDK+S、専有面積93・56㎡で、販売価格は5980万円。また、同駅から徒歩3分の「シーサイド片瀬江ノ島」(藤沢市片瀬海岸1―8―21)も、このほど販売を開始した。間取りは2LDK+S、専有面積75・33㎡で、販売価格は4280万円。両物件とも、玄関横に土間スペースを設置し、自転車やサーフボードをそのまま持ち込めるゆとりある空間を設けた。海辺の立地を生かして、内装は海を連想させる素材を取り入れた開放的な住戸とした。6月には、江ノ島電鉄・湘南海岸公園駅から徒歩4分の「クリオ片瀬江の島壱番館」も販売を開始する予定。

 イニシアのリノベーションマンションでは、初めて湘南エリアの藤沢市で物件を提供する。都心へのアクセスと海辺の自然豊かな環境を備えており、人口の転入超過数が全国12位とニーズが見込めるため、県内の展開エリアをこれまでの横浜市・川崎市エリアから拡大した。今後は、他の首都圏の都府県でも、一定の通勤利便性や人口動態などをみて、郊外エリアでの展開を検討していく方針。(日刊不動産経済通信)

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