日本エスコン、中電らと共同で植物工場建設―世界最大規模、静岡県袋井市で10月着工

 日本エスコンは、中部電力と㈱スプレッド(京都市下京区、稲田信二社長)と共同で、静岡県袋井市に世界最大規模の植物工場「テクノファーム袋井」を建設する。7月をメドに、3社の共同出資で植物工場の建設・運営を行う「合同会社ツナグ コミュニティ ファーム」(名古屋市東区)の設立を予定する。世界最大規模の生産能力を持つレタスの自動化植物工場の建設に10月から着手し、24年1月の生産開始を目指す。新会社の出資比率は中部電力51%、日本エスコン48%、スプレッド1%。
 同工場(静岡県袋井市堀越深田711―1ほか)は、日本エスコンが3月に取得した敷地面積約2万4400㎡の土地に建設する。完全人工光型の自動化植物工場を建設し、世界最大規模の1日10tのレタス生産を可能にする。建設地は、東名高速道路・袋井IC前、新東名高速道路・遠州森町スマートICにも約14分に位置し、東京から車で約2時間半、名古屋から車で約1時間半と広域からアクセスできる。
 中部電力の豊富な資本力やエネルギーマネジメントの知見と、日本エスコンの施設開発の知見を掛け合わせて、省エネの実現やコストの低減化を図る。スプレッドは、18年に稼働を開始した大規模自動化植物工場「テクノファームけいはんな」の運営も行う。天候に左右されず農薬を使用しない、より安全で安価な工場野菜の生産と流通に、3社で協業して取り組む。クリーンエネルギーの積極的な利用や栽培過程における二酸化炭素の有効活用など、脱炭素化に向けた取り組みを進めることにより、持続可能で暮らしやすい社会の実現に貢献していく。(日刊不動産経済通信)

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