(提供:日刊不動産経済通信)大和ハウス工業は、5月に販売を始めた注文住宅向け木造商品「xevo BeWood(ジーヴォ ビーウッド)」のモデル棟を竣工させた。
ミドルレンジ層向けに開発した商品。独自の「外張り断熱工法」を採用し、断熱等級5を標準に同6にも対応できる。最大60年の長期保証。販売実績は現在約40棟。販売の平均坪単価は80万円半ば。販売目標棟数は24年に350棟を目指す。
モデル棟の所在地はさいたま市西区西大宮2-18-8ほか。JR川越線・西大宮駅から徒歩16~17分の立地。同社が販売を進める分譲住宅地「セキュレア西大宮Ⅴ」(総戸数23戸)内に建てた。敷地面積は約149㎡、木造軸組金物工法2階建ての3LDK、延床面積は約99㎡。リビングは壁芯間で7・28mの大開口とし、天井の梁を現しに最大天井高2・9mを実現した。2階はワークスペースを設置。太陽光発電システム(PV)、蓄電池、HEMSを搭載する。モデル棟として使用した後、24年末の販売を予定する。