JR九州、シェアオフィス事業に参入―第1弾は博多駅、各県庁所在地に出店

 九州旅客鉄道グループは、シェアオフィス・コワーキングスペース事業の展開を始める。博多駅直結の商業施設「JR博多シティ アミュプラザ博多」内に第1号施設「Q(キュー)」を6月末から開業する。スタートアップ企業2社を事業パートナーに迎えて、九州の各県庁所在地の中心駅などで展開を進め、10店規模へ拡大していく。
 同施設(福岡市博多区博多駅中央街1―1)は、アミュプラザ博多の地下1階に設置する。施設面積571・18㎡に、1名用32ブース(月4万円から)、コワーキングスペース約60席(フリー会員1名2万8000円から、非会員一次利用1時間500円から)、会員制の語学教室とするコラーニングスペース12部屋(詳細未定)を備える。駅直結の商業施設という利便性の高さを生かしたビジネスインフラを備え、グローバルなビジネスネットワークの構築機会やコミュニティ醸成によるスタートアップ企業の支援を目指していく。JR九州の全社員を対象とした新規事業提案制度から生まれた事業で、㈱CO&CO(札幌市中央区、中野創次郎代表)と、㈱Zero-Ten Park(福岡市博多区、榎本二郎CEO)の2社が、事業パートナーとして運営に取り組む。
 今後は、JR九州グループの保有する資産を活用して、「Q」ブランドのシェアオフィスを展開する方針。九州の各県庁所在地など主要都市にある駅ビルの商業施設や駅構内の空きスペースを活用しながら、出店場所の特性に合わせて個室ブースやコワーキングスペースなど多様なタイプの出店を検討していく。(日刊不動産経済通信)

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