ドームハウスをワーケーション 施設として提案 ージャパンドームハウスの発泡スチロール構造を使用、アーキテクト

 アーキテクト(埼玉・深谷、山口 正人社長)は、リモートワークに対応したワーケーション 施設として、事業としてコワーキングスペースを検討するプレーヤーのほか、有休資産を持つ企業や新たな土地活用方法を模索する地主などをターゲットに、ドーム型ハウスを提案していく。「リモートステイドーム」というシリーズ名称で、体験型のモデルハウスを深谷市内に開設した。

 「リモートステイドーム」の構造材は、特殊発泡のポリスチレン素材(発泡スチロール)からできており、国土交通大臣認定も取得した商品。同商品を開発したジャパンドームハウス(石川・加賀、北川勝幸社長)から部材の供給を受け、設計・施工を行っていく。

リモートステイドーム モデルハウス内部(埼玉・深谷)

 このドーム型ハウスは高断熱・高気密性を備え、狭小敷地でも建設が可能。発泡ポリスチレンは水素と炭素だけで出来ており、蒸気を用いて金型で成形するため、有害物質の発生・排出はない。アーキテクトでは施設の内部に抗ウイルスの光触媒素材を採用したほか、テレワークしやすい住宅設備や、ストレスを軽減させるトータルリラクゼーション設備などを導入。快適な「ワーケーション」を実現する商品としていく。

なお部材を供給するジャパンドームハウスによると、現在までのドームハウス部材の出荷実績は、日本国内で約1200棟ほどで、用途は多岐にわたる。部材価格はオープンプライス。日本国内で2000棟の出荷を目指している。

ドーム型テレワークルーム「リモートステイドーム」体験施設

所在地:埼玉県深谷市国済寺 341-4 アーキテクト ドームハウスショールーム内

コメントをどうぞ
最新情報はTwitterにて!

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめ記事