スカイコート・西田美和社長に聞く② プロフィギュアスケーターから不動産会社社長への道

スカイコート株式会社は、フィギュアスケーターの髙橋大輔選手が内外装デザインなどを監修する「D-color」プロジェクトの第2弾として港区高輪の既存の投資用マンション一室のリノベーション事業を始めた。自宅の改装も手掛けた経験があるという髙橋選手をマンションのトータルコーディネーターに抜擢。「D-color」プロジェクトの初弾案件は東京・台東区の新築分譲マンション「スカイコートディベルテ浅草」(35戸)。コンセプト立案やテーマカラー、内外装、共有部など細部の選定などといった総合監修を髙橋選手に依頼し短期に完売している。今回の高輪の案件がプロジェクトの第2弾となり、髙橋選手がリノベーションに初めて挑戦した。スカイコートの西田美和社長に物件現地で話をきいた。

<スカイコート・西田美和社長に聞く①>に続く

―物件の立地が良く、部屋からの眺望もいい

西田氏 今回はロケーション的にも港区の高級住宅街ということで資産価値にも優れており、また利用可能な駅も4駅あり、新たな「高輪ゲートウェイ駅」からも徒歩圏内だ。夜は窓から見える夜景と、このブルーの世界がマッチしてとても落ち着いた雰囲気を醸し出している。好きにアートを飾って頂いたり、海外のカフェだったり、本屋さんのようなイメージだ。アートな世界と呼べる様な空間が出来上がったなと思っているし、この様な色使いもあるのだと再認識した。

―今回一室が出来て、今後ほかの部屋にも広げるとか、あるいは別の建物にこういった髙橋選手のアイデアを盛り込んだ部屋を作っていくような予定は?


西田氏 髙橋選手自身、今回のプロジェクトでリノベーションをして、大満足と言っていただいた。これくらいの広さの1studio、1ルームの部屋でもこれだけ変えられるのだと、お互いにすごく刺激を受けたし、原状回復のリフォームではなく、リノベーションで生まれ変わらせるということができ、またチャンスがあれば挑戦したいと仰っていただいた。今後は自社の物件だけではなくて、もっと広いお部屋やオーナー様の住居、カフェなどの店舗なども何か一緒に共同プロジェクトができたら嬉しいと思う。

―西田社長はこれまでスケーターをやってらっしゃって、いまこうしてスカイコートの社長になられてという、そのあたりのヒストリーというか経緯をお聞かせいただきたい。だいぶ分野が違う、もちろん創業されたお父様がつくられた会社だが、まったく違う世界に飛び込んだという印象があって、色々副社長と二人三脚で一緒にこれから色々やられていくというようなところだと思う。西田社長は元プロスケーターとして元々ずっとスケートをやられてきているが、不動産という別の世界に入り、率直に戸惑いとかいろんなものがあると思うが、今の意気込みは。

西田氏 誰もが驚いたと思う。2012年に入社することになり、まだその時父は健在だったが、私が入社してすぐ亡くなってしまった。不安もあったがその時には既に覚悟を決めていた。しかしスケートが人生の大半を費やしてきた私にとって、何ができるんだ、というのは毎日プレッシャーではあった。様々な迷いの中で自分がこれまで培ってきたことを振り返った時に、お客様に喜んでもらいたいという思いで、フィギュアスケートを楽しく伝えていくというのが自分の中でぶれずにやってきたことだ。

スカイコート・西田美和社長

 そこで2万人以上いらっしゃるオーナー様に喜んでいただける企画を考えようと思った。それならば、まずはスケートの経験を生かしスケート教室をやってみたらどうだという案があり、オーナー様を無料でご招待して私がコーチとしてスケート教室を開催させていただいた。おかげさまでオーナー様からご好評をいただき、これまで6回このイベントを開催させていただいた。その中でスペシャルオリンピックス(知的障害を持つ方にスポーツを通じて社会への参加を応援する国際的なボランティア団体)という存在を知った。オーナー様のご家族に知的障害を持たれたお子さまがいらしてスケート教室に参加をされたのだ。そのご縁でスペシャルオリンピックスの支援をサポートさせていただく様になった。


 私は幼い頃からスケートの合宿などで海外に行く機会に恵まれ、その頃から建築物を見るのが好きだった。インテリアにも興味があり、そこが非常に縁があったのでないかと感じている。女性プロジェクトを作り賃貸用マンションのデザインを考えたり、設計士の先生と一緒にプランを検討したりするところから、少しずつ勉強をしながら取り組んできた。自分にできることを一つ一つこなしてきたかなという感じだ。現在は、20代、30代の若い方々にマンション経営に関するセミナーやイベントにも力を入れている。

―ところで、社長になられて初の書籍を刊行するとか

西田氏 3月19日に「はじめてのマンション経営」(経済界)を出版させていただくことになった。
不動産や投資・経営知識のない一般の初心者・初級者向けに、マンション経営で得られる収入の仕組みや、物件や立地、パートナーとなる不動産会社選びのポイントを紹介しつつ、読者の疑問や不安を解消するQ&A形式の構成で、これからマンション経営を始める上での基本・原則、メリット等を丁寧にわかりやすく解説させていただいた。将来設計を立てる20~30代の若者から、例えば副業を始めたい40代、老後の人生や退職後の「第2の人生」を考える50~60代まで、資産運用を本気で考えるあらゆる層に、ぜひ知ってほしいマンション経営のノウハウを詰め込んだ1冊と自負している。

西田氏によると、今後オンライン面談申込者などに向けて書籍のプレゼント企画などを行うという。

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