(提供:日刊不動産経済通信)中央日本土地建物グループ傘下の中央日本土地建物は不動産テックの活用機会を増やす。米国の不動産大手デベロッパーであるRXRリアルティ、アーデングループとの間でパートナーシップ契約を交わしたと発表した。具体的な取り組みや収益目標などは今後詰めるが、3社で連携し、テクノロジーを切り口として既存事業の強化と事業領域の拡大を目指す。
中央日本土地建物は8月に社員10数人で構成する社内チーム「CNテックラボ」を作った。RXRらの専門チームと協業し、不動産領域におけるデータ活用やデジタルに強い人材の育成などに本腰を入れる。将来的に3社で不動産への共同投資も検討する。中央日本土地建物は21年6月、米ニューヨークのベンチャーキャピタルが運営するベンチャー投資ファンドに出資。それ以降、不動産テック領域への投資を強めてきた。