地所レジ、代々木上原で低層M140戸―11月発売、85㎡住戸が2億円台中盤など

(提供:日刊不動産経済通信)三菱地所レジデンスは東京・渋谷区大山町の新築分譲マンション「ザ・パークハウス代々木大山レジデンス」(総戸数140戸)の販売を11月中旬に始める。立地は東京メトロ千代田線・代々木上原駅西口徒歩7分。間取りは2LDKと3LDKで専有面積は63・05~153・13㎡。標高約40mの高台傾斜地に3棟構成の5階建てマンションを建設する。販売価格は南棟の南向き住戸(広さ85㎡)が2・3億~2・69億円など。販売に先立ち10月7日にモデルルームを開く。11月から南・東両棟、24年以降に北棟をそれぞれ売り出す。1年程度で全戸を売り切ることを想定している。

 開発地(地番)は渋谷区大山町1083-2ほか。敷地面積8002㎡。敷地の北側は代々木大山公園、南側は第一種低層住居専用地域で高級住宅地の「大山園分譲地」。旧三菱銀行から取得した社宅跡地を南北二つに分け、低層の3棟を建てる。施設規模はRC造5階建て。販売対象は133戸。広さ140㎡超のプレミアム住戸は4戸。117戸に奥行3mのバルコニーを付ける。コンシェルジュサービスも導入。全戸でZEHオリエンテッド認証を取る。宅配ロッカーも全戸に付く。駐車場は74台(機械式69台など)。25年11月下旬の竣工、26年2月下旬の引き渡しを予定する。

 都心に勤務する富裕層の実需購入に照準を合わせる。8日にモデルルームを報道陣に公開し、その席で岡橋志郎・執行役員は「一生モノになるよう居住性にこだわった。ザ・パークハウスの代表物件になる」と強調した。6月26日に物件HPを公開し、渋谷、港、世田谷各区などに住む30歳~60歳代から資料請求など合計2800件の反響があった。先月以降に開いた2度のウェブ説明会では960件の参加を受け付けた。 

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