ガイアックスは、今年春に参入したゴーストレストラン・クラウドキッチン事業を更に強化する。29日、ゴーストレストラン分野のコンサルティング企業だるGRC (鈴木雅之社長)との資本業務提携に合意した。
GRC はゴーストレストラン業界の創成期から複数のゴーストレストランの運営に携わり、実績とノウハウを積み上げてきたコンサルティング会社。不動産オーナーに対するゴーストレストランの開業・運営の支援を行うほか、ゴーストレストランに最適なキッチン情報の提供と事業主とのマッチング、有名店とのコラボレーションや、ブランドシェアもサポートする。
Uber eats などによるフードデリバリー市場が広がりをみせるなか、客席を持たずデリバリー販売のみを行う飲食店「ゴーストレストラン」、やゴーストキッチンの集合体として施設全体がデリバリーに特化している「クラウドキッチン」という業態が急成長している。
今年に入りこの市場には、既存のレストランや居酒屋チェーンなどが続々参入している。ガイアックスは今年 4 月に、韓国のクラウドキッチン最大手企業と合弁でクラウドキッチン事業を目的とした新会社・WECOOK Japan を設立し、この市場に参入しており、さらにGRC との資本業務提携により、ゴーストレストラン・クラウドキッチン事業の成長をさらに加速させていく。