(提供:日刊不動産経済通信)大和地所レジデンスが3月に発売した東京・北区の大規模分譲マンション「ヴェレーナグラン北赤羽マスタープレイス&マナープレイス」(総戸数318戸)は、1期125戸中100戸弱を1カ月弱で売り切った。JR北赤羽駅徒歩5分の立地と、共用施設や74タイプの住戸プランなど充実した物件内容で広域からの引き合いを集めている。
建物はRC造2棟で、マスタープレイスが地上19階建て、マナープレイスが15階建て。駐車場は平置き162台。施工は長谷工コーポレーション。1期は2月23日から3月12日までの登録期間を経て発売した。住戸は専有面積44・39~106・53㎡で、販売価格は4398万~1億3798万円。坪単価330万円台から。敷地は荒川河川敷の南に位置し区のハザードマップで水害の危険性が予見される一方で、販売価格は近隣のJR赤羽、十条駅周辺の最近の相場との比較では坪単価で100万円以上安い。
販売では昨年9月のホームページ開設から1期発売までのエントリー総数が2500件を超え、モデルルームは700組弱が来場していた。購入検討者、成約者とも居住エリアは北区が3割ほどで、東京・豊島区や板橋区、埼玉県川口市など区外が多い。成約者の属性は一次取得層が8割ほどで残りが二次取得層。住み替えは約8割が北区から。世帯は30歳代から40歳代のDINKsが7割ほどを占める。モデルルームは大容量床下収納付き住戸プランとコーナープランを紹介。床下収納プランのLDKは、標準仕様で折り上げ天井とダウンフロアの組み合わせによる戸建て注文住宅に類した空間を提案している。
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