(提供:日刊不動産経済通信)東京建物、長谷工不動産、住友不動産、野村不動産、三井不動産レジデンシャルが参加組合員として参画した東京・港区の大規模複合再開発「白金ザ・スカイ」の工事が完了した。東京メトロ南北線と都営三田線の白金高輪駅に近接するエリアで、住宅や工場、病院などを一体で整備した。地上45階地下1階の「東棟」と地上19階地下1階の「西棟」、地上4階地下1階の「低層棟」の3棟からなり、事業区域面積は約1・7㏊。東棟の高さは156・1m。住宅は竣工前に完売している。
準備組合の設立は09年。04年の検討段階から長谷工コーポレーションが事業協力者として参画し、コンサルタントの佐藤不動産鑑定コンサルティング、梓設計、上野計画事務所、イデアとともに推進してきた。
物件所在地(地番)は港区白金1-1000。東棟と西棟の4階から上が住宅で、総戸数は1247戸(非分譲住戸477戸を含む)。3階以下に事務所や商業テナントが入る。敷地面積は1万1087・01㎡、延床面積が13万4997・82㎡。白金高輪駅から徒歩3分の立地。間取りはスタジオから4DLK、専有面積は23・94~147・10㎡と幅広い。モデルルームの総来場者数は約6000件。施工は大林・長谷工建設共同企業体。管理は長谷工コミュニティと東京建物アメニティサポート。
共用部にはゲストルームやパーティールーム、フィットネスジムなど生活利便施設を整備し、全住戸にディスポーザを設置した。低層棟には従前の工場や事務所などを集約し、港区初の回復期リハビリテーション病院が入る。そのほか、中央広場や児童遊園も整備した。
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