(提供:Focus&Research)当社は海外投資家に向けて、アプリを利用した日本の不動産管理サービスを行っている。強みは多様性のあるチームであること。代表取締役社長を含め半数以上が外国籍で、投資銀行、ファンド、コンサルティング等の経験を持つ国内外の不動産スペシャリストが、わが社ならではの付加価値をつけたクロスボーダー資産管理サービスの提供を目指している。顧客の中心は香港、中国、台湾在住の個人投資家。
提供しているウェルスパークアプリ(無料)は、海外に在住して日本語が理解できない顧客も、簡単に日本の不動産を管理することが可能だ。対応言語は、中国語、英語、広東語、日本語で、リーシングや修繕、契約に関していつでもチャットで気軽に担当者に質問できる。
収支報告やキャッシュフローは月次更新され、さらに、すべての契約書類を電子化して永続的に保存している。ポートフォリオと各物件の資産価値、利回り、賃貸状況等をいつでもどこでも確認できるため、複数物件所有している場合、非常に便利だ。
また、保有不動産の売却価格と賃料のAI査定も提供しているので、適切な投資判断が可能となる。
アジア各国のインバウンド投資
近年は実需用の高級マンションの販売が好調だ。わが社の管理物件は、海外の富裕層が日本での生活拠点として利用するセカンドハウスニーズが多く、支払い代行や室内清掃に加え税務相談のお手伝いもしている。
投資用売れ筋物件は顧客ごとにパターンがある。香港の顧客は大阪と福岡の物件を購入することが多く、平均物件購入価格は約1000万円(一人当たり平均部屋数1.4)、ほとんどが現金での購入で、高利回り、文化や習慣の共通点が購入の決め手となっている。中国本土の顧客は東京の物件を購入することが多く、平均物件購入価格は1600万円程度(同1.5)。東京以外では、北海道や長野県、神奈川県の物件を扱うこともある。台湾の顧客は東京の物件購入が圧倒的に多い。平均価格は3800万円(同2.4)、ローンを組んで一棟物件に投資するパターンが多い。わが社は一棟物件の管理サービス(建物設備管理・清掃業務)も提供しているので安心して購入してもらっている。
インバウンド個人投資家の動向
アジアの投資家は、日本の不動産を「割安、高利回り」と認識している。東京の物件の㎡単価は他のアジア各国より1~2割安いので、不動産を購入したくても自国では手が出ない投資家にとって日本の不動産は選択肢になり得る。
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