フジ住宅は、都市型分譲マンションの新ブランド「ブランニード」を立ち上げ、販売を開始した。第1弾は、大阪市住吉区の「ブランニードタワー長居ガーデンスクエア」(総111戸、坪260万円)と大阪府摂津市の「ブランニード千里丘」(総90戸、坪210万円)の2物件。コロナ禍で集客を制限しながら堅調に販売を進めており、10月24日に始めた両物件の第1期はともに6割以上の水準で申し込みを得ている。利便性が高く都市機能の集積した立地で、安心をコンセプトに置いた住宅を展開していく方針。
「長居」(大阪市住吉区長居東3―117―1)は、大阪メトロ御堂筋線・長居駅から徒歩2分の立地。RC造20階建て、延床面積9203・00㎡。間取りは2LDK~3LDK、専有面積は60・31~75・84㎡。引き渡しは22年10月中旬を予定。第1期の販売戸数は13戸。御堂筋線の利便性の高いエリアのタワー物件で、近隣を中心に集客している。
「千里丘」(摂津市千里丘東1―21―1)は、JR東海道本線・千里丘駅から徒歩4分の立地。RC造10階建て、延床面積7167・80㎡。間取りは2LDK~3LDK、専有面積は63・80~73・15㎡。引き渡しは21年9月中旬を予定。第1期の販売戸数は17戸。JR駅前の街区で開発を進め、北摂エリアから反響を集めている。
今期はこのほか、年明け以降に大阪市城東区の「ブランニードタワー城東中央」(総50戸)と東大阪市で1物件の供給を予定。北摂エリアや阪神間の鉄道駅に近い都市機能のある土地に、安心して暮らせるマンションを開発していく。
2020/11/30 日刊不動産経済通信