(提供 日刊不動産経済通信)三菱地所レジデンスと三菱倉庫は、東京・千代田区三番町の新築分譲マンション「ザ・パークハウス グラン 三番町26」(102戸、うち募集対象外24戸)の販売を開始する。「グラン」シリーズは地所レジが展開する都心のフラッグシップマンションで、今回で8物件目。第1期として40戸を供給する。販売平均坪単価は1000万円前後で、地所レジの供給物件としては過去最高の坪単価になる。
番町エリアのグランシリーズは「三番町」(14年7月竣工)、「千鳥ヶ淵」(15年3月竣工)以来。大妻通り沿いの高台に位置し、四方を道路に囲まれた希少な立地で、皇居の豊かな緑に近く、静かな環境が来場者の評価を得ている。仕様・設備は最高水準のグレードを採用し、天井高は2・73~3・0mを確保。各住戸に専用のごみ置き場を設置し、管理人が毎日回収する新サービスも評価が高いという。エグゼクティブフロアにはマンションエアロテックを設ける。
建物は地上17階地下2階建て。専有面積は67・99~237・69㎡、間取りは1LDK~3LDK。竣工は24年9下旬の予定。第1期は9月17日から販売を開始する。これまでの反響は2700件程度、来場は7月以降で270件。来場者の年齢層は50歳代や60歳代のほか、ファミリー層など。居住地は半数が千代田区か港区だが、遠方からの問い合わせも一定数あるという。専有面積64㎡の1LDKで1億4000万円前半、最上階の237㎡の住戸は11億5000万円。
外観は16本の柱を印象的に配置。敷地北側に早咲きの枝垂れ桜を採用し、千鳥ヶ淵の桜よりも一足早く春の訪れを感じられるようにする。