(提供日刊不動産経済通信)三井不動産レジデンシャルは23日、7月末に完成した新企画の賃貸マンション「パークアクシス門前仲町テラス」(東京・江東区、189戸)を報道関係者に公開した。「住まう」「働く」「くつろぐ」の三つの機能を融合させた「ミクストプレイス」がコンセプト。約200㎡の大規模共用スペースを設け、個室のワークスペースやカフェのようなオープンスペースを確保。20、30歳代のミレニアル世代の単身者が、多様な過ごし方をできるように工夫した。
分譲マンションでは大規模な共用施設の入った物件が最近の人気だ。テレワークの普及で、賃貸マンションでも共用施設を充実させた物件の競争力は高く、周辺相場よりも若干高い賃料を設定できるケースがある。共用のワークスペースを設ける物件は増えてきたが、同物件では賃貸ではまだ少ない完全個室のワークスペースを12ブース設け、うち6ブースはモニター付きとした。同じ1階にはライブラリーを備えたリラックスゾーン、エアロバイクを設置したアクティブゾーンなどがあり、無人コンビニ機や冷凍パンの販売機も設置。6階には約55㎡の屋上テラスを設け、気分に応じて様々な場所で過ごせる。
住戸の主な間取りは1R(25・00㎡)と1DK(26・44㎡)で、数は少ないが2DK(40・75㎡)もある。賃料は管理費、共益費込みで11万4000~20万9000円。4階の1DKの場合、賃料は12万6000円。リーシングは好調で、入居希望者は20歳代や30歳代の単身者が中心。男女比だと男性の方が多い。物件はRC造地上7階建て。東京メトロ東西線・門前仲町駅から徒歩10分。
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