(提供日刊不動産経済通信)長谷工グループでシニア事業を手掛ける長谷工シニアウェルデザインは、運営する高齢者住宅のリブランドを10月1日に実施する。有料老人ホームとサービス付き高齢者向け住宅の名称を「BRANCHEILE(ブランシエール)」に、認知症対応型共同生活介護(グループホーム)の名称を「WELLMY(ウェルミー)」に、それぞれ変更。長谷工グループとして今後のシニア事業のブランディングの強化を図り、施設の名称を統一する。
 長谷工グループは、21年10月にシニア事業を再編統合して、長谷工シニアウェルデザイン(東京・港区、野本久社長)を発足した。三大都市圏で有料老人ホームや高齢者住宅の運営、介護保険事業を展開している。再編から1年を迎えるに当たり、複数の名称で運営してきた各施設のノウハウを生かしながら制度やシステムを統合する。長谷工グループのシニア事業として、名称を揃えて新たなブランドイメージの確立を目指していく方針。
 名称を変更する高齢者住宅は、首都圏・東海圏・近畿圏で運営している43施設。従来は、5つの名称で運営してきた有料老人ホームとサービス付き高齢者向け住宅について、「ブランシエール」に統一する。また、要介護者向けに特化した施設は、「ブランシエールケア」とする。長谷工グループのブランドイメージを踏襲した名称にすることで、グループ一体のブランディングを進める。加えて、これまで「つどいの家」として運営してきた認知症対応型共同生活介護(グループホーム)は「ウェルミー」とする。

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