グッドルーム、名古屋の名鉄遊休資産をニューノーマルに対応した賃貸マンションにフルリノベ

 gooddays ホールディングス子会社でリノベーション事業を手掛けるグッドルーム(東京・品川、横田真清社長、以下、グッドルーム)は、名古屋鉄道の所有する名鉄名古屋本線大里駅(愛知県稲沢市)に直結する社員寮を、一棟リノベーションし、ワークスペースやレンタルスペースなどを併設した賃貸マンションに改修する。

ワークスペース(イメージ)

 同社員寮は94年に竣工、これまで名鉄社員寮や法人向け社員寮として利用されていたが、近年は利用されることがなく名鉄の遊休資産と化していた。グッドルームは「TOMOS APARTMENTS 名鉄大里」として、賃貸マンションへコンバージョンする。居室は元は 1K の間取りが多かったが、隣り合う2室を1つにする「ニコイチ」として居室面積を広げ、カップルが暮らせる部屋への改修なども行う。完成後の居室(2階以上)は1LDK 20戸(2F・5F)、1K 40戸(3F・4F)の 計60戸となる。1階には、居住者専用のワークスペース、シェアリビング、ランドリー、トランクルーム、居住者以外も利用可能なレンタルスペースを設置する。竣工は21年2月を予定。1階には、居住者専用のワークスペース、シェアリビング、ランドリー、トランクルーム、居住者以外も利用可能なレンタルスペースを設置

 グッドルームが名鉄より建物住居部分を借り受け、入居者募集から家賃回収、運営まで一括して行う。コロナ禍をきっかけに、テレワークの普及や在宅時間の増えて、これまで以上に住まいへこだわりを持つ人が増えてきたことを背景に、「マンション内に入居者同士が繋がれるシェアリビングや、テレワークに適したワークスペースを設けるなど、New Normalな時代に合わせた、新しい形の賃貸を作っていく」(グッドルーム)としている。物件サイトはこちら

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