DREAM、米開発投資セパレートアカウントを組成 芙蓉総合リース向け、レジ開発に共同投資
不動産経済ファンドレビュー


ダイヤモンド・リアルティ・マネジメント(以下「DREAM」)はこのほど、芙蓉総合リース(以下「FGL」)向けに、米国の賃貸住宅及び学生アパートの開発を目的としたセパレートアカウントでの投資に係る取組みを始めた。DREAMは、従前より、北米不動産開発事業に投資しキャピタルゲインを獲得する「DREAM US Fund」シリーズを、複数の国内機関投資家向けに組成してきたが、FGLの単独出資により、セパレートアカウント(FGL専用の運用勘定、以下「本アカウント」)での投資運用を行うに至った。


 本アカウントは、北米三菱商事会社 100%出資の不動産投資会社である Diamond Realty Investments,Inc.が米国で手掛ける賃貸住宅及び学生アパートに対する開発事業に、共同出資する。出資比率は50%未満。DREAM は、現地にてアセットマネジメント業務を担うDiamond Realty Management America Inc.(北米三菱商事会社100%出資の不動産運用会社)と連携しながら、FGL向けに本共同出資持分に関する投資運用業務を行う。
本アカウントはFGLによるエクイティコミットメント(40百万ドル)型であり、運用期間は原則3年とし、今般投資規模約 10百万ドル、総事業費合計約57百万ドルの不動産開発案件(フロリダ州オーランド所在の賃貸住宅)の共同投資持分を取得した。今後も残りのコミットメント枠を活用し、数件の不動産開発案件の持分取得を実施予定。
 DREAM は今後も様々な商品展開の拡充を図り、三菱商事グループのあらゆる産業を網羅する情報力や信用力・不動産事業への知見を最大限に活用しながら、多様な投資家ニーズに応える海外不動産ファンド及びセパレートアカウントの組成を推進し、投資家の信頼に応えられる、質の高い不動産投資運用サービスを提供する考え。 

 2022/7/5 不動産経済ファンドレビュー

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