(提供:日刊不動産経済通信)タスキ(東京・港区、柏村雄社長)と新日本建物(東京・新宿区、近藤学社長)は24年4月1日付で株式移転による経営統合を行い、両社の完全親会社となる新会社として「タスキホールディングス」を設立する。両社の16日の取締役会で決まった。
新会社の社長はタスキ社長の柏村氏、会長には新日本建物社長の近藤氏が就く。新会社の通期売上高は500億円超、株式の時価総額323億円の規模。タスキの上場区分は現在グロースだが、統合後はプライムの基準を満たす。両社が進める東京都心での投資用マンション開発や不動産DX促進などで相乗効果を見込む。建築・販売部門での生産性の向上や複数発注による建築コストの抑制も図る。