東急のベトナム現地子会社「ベカメックス東急」と、NTT都市開発は、ベトナム・ビンズン省の省都である「ビンズン新都市」において、1000戸の分譲マンションに着工する。マンションの名称は、「MIDORI PARK The GLORY(ミドリパーク ザ・グローリー)」(以下、本物件)。両社の合弁会社である「H9BC インベストメント」が事業主となる。21年春に発売、23年に引き渡し予定。NTTグループのクラウドWi-Fiシステムを導入し、高品質な通信環境を提供する。
同物件のコンセプトは、「家族とゆとりのある時間を過ごしたいアッパーミドル層向け大規模レジデンス」。デザイン面で高級感を追求するとともに、共用部を充実させる。共用部には、住民専用の大型プールやバーベキューガーデン、NTTイーアジアによるクラウドWi-Fiシステムを導入するほか、ベトナムでは「初」となる、コワーキングスペースを設置する。なおNTTグループは、ビンズン省のスマートシティ化に向けて、NTTと現地通信会社「ベカメックスIDC」の2社の傘下企業によりFTTH サービス、クラウドWi-Fiサービスを軸とする各種ICT サービス等を展開していく方針。 ビンズン省は、ホーチミン市の北部に隣接する、人口約240万人の都市。東急では12年以降の8年間で、ビンズン新都市において街づくり事業「東急ビンズンガーデンシティプロジェクト」を推進。これまでに低層・高層の住宅4街区、商業施設2施設の開発や、学校・医療機関の誘致、2014年から路線バスの運行による交通網の整備を行っている。
物件概要
物件名称 | MIDORI PARK The GLORY (ミドリパーク ザ・グローリー) |
敷地面積 | 約19,000㎡ (約5,800坪) |
建物用途 | 分譲マンション、一部商業 |
建物規模 | 地上24階建 (約1,000戸) |
延床面積 | 約130,000㎡ (約39,000坪) |
間取り | 1ベッドルーム~3ベッドルーム ※最多間取りは2ベッドルーム |
住宅専有面積 | 約48㎡~108㎡(予定) |
共用施設 | コワーキングスペース、プール、ジム、テニスコート、スカイデッキ、ゲストルーム、 バーベキューテラス、キッズガーデン、コミュニティルーム、駐車場、バイク置場等 |
工期 | 2020年12月〜2023年春(予定) |
販売時期 | 2021年春 販売開始(予定 |
販売価格 | 1部屋あたり 16億ベトナムドン台〜(約750万円〜)(予定) ※2020年9月30日付レート(1円は約220ベトナムドン)による。 |