安田不動産は、東京・神田錦町にある築後50年以上のビルを改修し、地下にサウナを備えた複合施設として26日に開業する。名称は「神田ポートビル」で、ネーミングは同ビルに入居し、教室スタジオを構える㈱ほぼ日の糸井重里氏が手掛けた。
 東京メトロ東西線・竹橋駅近くにあった築56年の印刷会社旧社屋を改修した。建物の規模は地上6階地下1階建て、延床面積2980㎡。都市生活者に「心地よい刺激や豊かな時間を提供するため」(同社)、サウナを中心にプロジェクトの検討を始め、「地下に籠って自分と向き合い“ととのう”」(同)空間の創出を目指した。
 地下1階の「サウナラボ神田」は名古屋などでサウナを展開する㈱ウェルビーの東京初出店の店舗となる。地上1階はカフェやショップ、ギャラリーで構成するパブリックスペースとし、㈱ゆかいが各種イベントや展覧会の企画立案、運営を担う。2、3階にはほぼ日の「ほぼ日の學校 教室スタジオ」が入居。授業の収録のほか、サロンのように人が集まる場として運営する。4~6階には大正期に創業した印刷会社「精興社」が入り、屋上にはテラスも設ける。
 安田不動産は神田錦町エリアで多数のオフィスビルを供給・運営しているほか、最近では皇居近くという立地を生かし、ランナーズステーションなど特徴のある路面店を誘致するなど、街のにぎわいづくりを進めてきた。高校や大学・学術機関、出版社が集積するエリアでもあり、今回のプロジェクトでは「アカデミック」と「ウェルビーイング」をテーマに文化創造拠点の創出を目指した。(日刊不動産経済通信)

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