霞ヶ関キャピタル、厚木の2工場を取得―物流開発を拡大、25日にLB契約締結へ
放電精密加工研究所 飯山事業所(放電精密HPより)

 霞ヶ関キャピタルは神奈川県厚木市にある民間企業の工場2棟を取得した。施設を持つ放電精密加工研究所(横浜市)と25日に賃借契約を交わし、セール・アンド・リースバック(LB)方式で9月から約1年間賃料を受け取る。霞ヶ関キャピタルは昨年、物流施設の開発に参入し、首都圏や関西圏で用地取得を加速させている。厚木の施設もリース期間満了後に物流施設などに転用する模様だ。
 霞ヶ関キャピタルは太陽光発電施設やホテルなどの開発を手掛けてきたが、コロナ下で物流需要が高まっていることから倉庫の開発に大きく舵を切った。独自ブランドの「ロジフラッグ」シリーズを立ち上げ、首都圏を中心に冷凍冷蔵倉庫や常温倉庫、「ラスト1・5マイル」の中継拠点となる中規模倉庫などを開発する方針で、将来的に物流リートを独自に組成することも視野に入れている。
 同社は昨年12月、千葉・船橋に冷凍冷蔵倉庫を建てるための土地を取得した。ほかに千葉の湾岸や横浜港北エリア、埼玉県ふじみ野市、久喜市などに開発用地を持っている。京都市内の用地を買う予定もある。8月以降に建設工事を順次始め、来夏以降、段階的に竣工させる。現時点で開発を予定する施設は冷凍冷蔵倉庫3棟と常温倉庫2棟。各施設の延床面積は7000~1万8000㎡を想定している。
 放電精密加工研究所からLB契約で取得するのは同社の飯山事業所(S造2階建て)など2棟で、敷地面積はそれぞれ4990㎡、2314㎡。譲渡益は約11億円と試算している。(日刊不動産経済通信)

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